top of page

便秘への整体

執筆者の写真: 奈良岡 元奈良岡 元

便秘って実は恐ろしい病気の種だったりします!

女性に発生しやすく、排卵以降にホルモンの関係で便秘傾向になります。


私は一日一回朝に必ず排便をするのですが、立ち仕事をしていた時期、三日に一回と私にとっては便秘気味になってしまった事がありました。その際の気持ち悪さとえば筆舌にし難いものです。なんともいえない変な腰痛や微妙な腹痛を感じてとても不快でした。でも、便秘を気になさらない方はこの不快感をあまり感じなくなってしまっているのが問題です。心地が悪いというのは人間の身体感覚にとって最も重要な感覚です。それは赤ちゃんの時から備わった大切な感覚です。便意は直腸に便が移動すると感じます。便秘気味の赤ちゃんはずーっとしかめっ面をしているのを見たことがありますが本質的に『気持ち悪い』はずです。


便秘の場合、人間の身体感覚に問題が発生している状態といえます。いつも患者さんに申し上げておりますが、人間にとって最高の健康法は「感じること」「気づくこと」なんです。自らの異変の自らが気づく事ができれば早めに対処できるからです。


便秘を放置しておくと、まず肝臓が非常に疲弊します。便秘になれば出ない老廃物は大腸から血液に流れ、その血液は必ず肝臓を通るので肝臓がゴミだらけになり機能が低下します。現に数名の大腸癌の患者さんを診てきましたが、大体肝臓に転移してしまいます。そのため奈良岡整体では便秘解消も促しますが、真っ先に肝臓のクリーニングに着手することが多いです。未だに大腸癌は大変多くの方が発症するので気をつけたいところです。


便秘を解消するには午前中に便器にきちんと座る習慣をつける必要があります。たとえ出なくとも午前中に座る習慣が大切です。また絶対に我慢してはいけません。排便を雑に扱うと後から大変苦労します。薬で排便を促す癖をつけてしまうと、自ら排便する能力をどんどん失います。これってすごい事だと思いませんか?鳥が飛べなくなるとか、馬が走れなくなる、とかと同じです。全然大袈裟ではなく、これに等しいわけです。鳥が飛ぶために、馬が走るために薬を飲んだら、当然無理が祟って病気になりますよね?そうならないために感覚を取り戻すためにぜひ整体をご活用ください!




閲覧数:233回0件のコメント

最新記事

すべて表示

糖尿病ケア

Comments


bottom of page