顎関節症は口を動かすたびに顎に不気味な音がして不安になります。
悪化すると口を大きく開けられなくなり、顎の付け根が痛むこともあります。
さらに悪化すると頭痛や視力低下にもつながりストレスのもとになります。
顎関節は人体の中では大変複雑な動きをする部位です。そのため、顎自体にかかる負荷も大きく、些細な歪みや間違った使い方を続けると問題が出やすい部位です。実際に症状として痛みや不調を感じなくとも、結構変形している方は少なくはありません。顎関節の不調和って、肩こり、五十肩、腰痛、頭痛にも結構関係しています。
口は歯を含め胃腸に属する領域です。実は喉や食道や胃の捻れや下垂の影響を大きく受けます。また、最近では底位舌の影響で歯を噛み締めている方が多くいらっしゃいます。噛み締めを続けると頭蓋骨の側頭骨という耳周辺の骨と、上顎骨という目の下の骨が大きく歪みます。顎関節は耳の側頭骨に接続し、蝶番のように可動するので、蝶番の土台である側頭骨が歪むことで顎自体の動きが制限されてしまいます。
ちょっと恐ろしいのが、耳の側頭骨が歪んでしまうと、頭蓋骨全体が歪み、頭痛や自律神経の乱れを招いてしまいます。また、頭蓋骨が歪む事で頸椎も捻れ、肩こり腰痛にも繋がっていきます。そうなるとじわじわ身体の健康は損なわれてしまいます。
顎関節症の発生原因である内臓の捻れ、頭蓋骨の歪みを整体で整え、呼吸法や舌の使い方を改めてアドバイスし、一緒にトレーニングすることで顎関節症の問題は概ね改善します。
大切なのは顎関節に問題をお感じになられた時、放っておかずに早めに処置することです。大きな大学病院に行ってもこのような不調は治せませんので、お悩みの方にはぜひ奈良岡整体をお試しください。
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